シャールと同人誌即売会3

たちき「こみっくパーティーというゲームを初めてプレイした時、とりあえずセンターヒロインの瑞希から攻略してみようと選択肢では常に瑞希を選んだのですが……」
シャール「うろ覚えだけど、その子の攻略には何月までになんの称号が必要とかなかった?」
たちき「初プレイなのでそんなのはまったく知らずとりあえず選択肢では瑞希っぽいのを適当に進めた結果、バレンタインの夜に学ラン男と酒を飲むことになって……」
シャール「ちょ、それって……」
たちき「選択肢で、今好きな女はいるかみたいに聞かれて、その時は瑞希ルートのつもりだったから、いますって答えたら……」
シャール「ちょ、そこでその答えじゃ……」
たちき「初プレイで同人の神になって、こいつ邪魔だな、というあの終わり方に」
シャール「やっぱりバッドエンド!? え、ちょっと待ってよ。その選択肢で正しい方を選んでいたらまさか」
たちき「そうなんですよ。初プレイで立川さんに会えたかもしれなかったんです。今思い返しても悔やまれます」
シャール「その流れでなんで他に好きな女の子いるって言っちゃったの。どう見てもそれ、立川さんのフラグでしょ」
たちき「だから、その頃はそういうゲームやったことなくてほぼ初めてだったから、フラグとかよくわかんなかったんです。今やり直したとしたら、その選択肢の時点で瑞希ルートをあきらめて立川さんルートに入ってますよ」
シャール「つまり初プレイでは女の子と仲良くなれなかった、と」
たちき「そもそも同人の神を目指すゲームで、女の子との恋愛はついでだと思ってましたから。サークル名とかペンネームとか毎回の本とか、めっちゃ悩んで決めてましたし」
シャール「こみパあるあるだね」
たちき「かといって攻略ページとか見るのも悔しいので、しばらくは攻略見ないで好みの女の子から順にクリアしてみようかなとプレイを進め……」
シャール「こみっくパーティーではどの子が好きなの?」
たちき「ダントツで彩ちゃんこと長谷部彩です。無口で物静かな黒髪ロングクールかつ仲良くなったら甘えてくる系の女の子、大好きです!」
シャール「だよね、わかってた」
たちき「しゃべらないでこくこく頷くとことか否定の時にふるふる首を振るとことかこちらの服の袖をくいくい引っ張ってくるとことか、もうほんと可愛いです」
シャール「はいはい」
たちき「今でもメールの着メロに『月の童話』を使ってます」
シャール「彩ちゃんの固有BGMだね」
たちき「あの頃は意識してなかったけど、ストールも萌えポイントでした。彩ちゃんの私服姿大好きです」
シャール「その頃からストール萌えだったんだ」
たちき「いつか自分もストール使ってみたい、とストールを意識しだしたのは別ゲームの某後輩ヒロインですけど話が逸れるので今は省略します」
シャール「あとは彩ちゃんについては何か?」
たちき「語りきれないので続きは明日に。あ、でも今のうちに一つだけ」
シャール「なに?」
たちき「あの頃は『彩、直球勝負』の意味がよくわからなかったんですけど、あとになって意味がわかりました」
シャール「なんの話?」
たちき「いえ、この話はやっぱりスルーしてください。恥ずかしいので」
シャール「なんの話!」
たちき「スルーしてください!」