シャールと同人誌即売会2

たちき「こみっくパーティー。略して、こみパ!」
シャール「そこから始めるんだ」
たちき「あのゲームをプレイして、自分もいつか同人誌即売会にサークル参加したいって思いました」
シャール「一応聞くけど、どんなゲームなの?」
たちき「簡単に言うと、同人の神を目指すゲームです」
シャール「もう少し具体的に」
たちき「美術の道をあきらめた主人公は大学進学と共にオタクの友人に同人の道へ引きずりこまれて、描いたことないマンガを描くことになり作中で毎月開催されている『こみっくパーティー』と呼ばれる同人誌即売会に参加することになり、そこで出会うたくさんの女の子達と仲良くなるゲームです」
シャール「同人の神はどこ行ったの!?」
たちき「ぶっちゃけ、それは誰のルートにも行けなかった時のバッドエンドですね」
シャール「ほんとにぶっちゃけたね」
たちき「というか、わずか一年で同人の神とかありえないよね」
シャール「いや、ぶっちゃけすぎなくていいから。そもそもたちきって絵を描けるんだっけ」
たちき「高校時代……いや、中学時代に絵かきに興味を持ってすこーし描いてたくらいです。最初はマンガの模写から」
シャール「基本だね」
たちき「それを高校まで少しずつ続けてたりしたけど、『学生時代は絵を描いてました!』と言えるほどは描いてないです」
シャール「高校で漫画研究会、略して漫研に入ったりは?」
たちき「してないです。その頃から小説を書きたくなって、前も少し書いたかもだけど自作小説の登場キャラを考えたり、友人と遊んでたTRPGの自作キャラのキャラデザ(顔のみ)を考えてたりしたくらいかな」
シャール「よくありがちな、左斜めからの顔イラスト?」
たちき「そう、それそれ。だから、マンガは描いたことなくてイラストと呼べるようなものを描いたというのも怪しいレベルです」
シャール「それならなんで同人誌即売会を題材にしたゲームに興味を持ったの? 読み手や買い手になるならわかるけど、今日の冒頭の発言からすると作り手側になりたくなったってことだよね。もしかして女の子との出会い目当てとか」
たちき「そのあたりも順番に語ります。まずこのゲームを知ってプレイしたのは16歳のあの頃。当時……」
シャール「ストップストップ。このゲームって18歳以下はプレイしちゃだめなやつでしょ。それとも全年齢版の話?」
たちき「いや、PC版だけど。そっか、16歳じゃまずいですよね。このブログで過去を語る時はとりあえず『16歳のあの頃』って書くことにしてるから、つい」
シャール「実際は?」
たちき「それを書くと年齢バレにつながるので、じゃあ無難に18歳のあの頃にして語り直します」
シャール「わかった」
たちき「このゲームを知ってプレイしたのは18歳のあの頃。当時付き合っていた彼女にこみっくパーティーというゲームを貸してもらって……」
シャール「ストップストップ! え、彼女に借りたの? 彼氏じゃなくて?」
たちき「僕をなんだと思ってるんですか。女の子にしか興味ないですよ」
シャール「彼女さんは女の子なのに18禁のゲームをやってたの?」
たちき「一緒に、王子さまレベル1もどう? って言われたけど、そっちは遠慮しました」
シャール「オタクな彼女さんだったんだね」
たちき「で、PCゲームとか初めてだったからよくわからないまま進めていたらなんと!」
シャール「なんと?」
たちき「続く」
シャール「そこで次回!?」
たちき「物語には引きが大事なんですよ」
シャール「いやこれ物語じゃないからブログだから。たちきの過去語りだから」