シャールとハイキング3

たちき「久しぶりのハイキングなう」
シャール「ほんとに久しぶりだよね。いつ以来?」
たちき「手元の資料によると、なんと05/25以来で……」
シャール「前回から二ヶ月以上経ってるのね」
たちき「そんなわけで、現在38度、快晴、微風。13:50スタートします」
シャール「ちょっと暑すぎる気がするけど、大丈夫?」
たちき「なんとかなるでしょう。いってきます! 久しぶりの登山、楽しみです!」


たちき「14:10車へ戻ってきました……」
シャール「早っ。20分で帰ってきたの? いつもなら二時間弱歩くコースだよね」
たちき「暑すぎてあきらめました。写真のように、登山道は基本的に木漏れ日の道だしもっと日陰の道もあるし、尾根伝いの道だけは直射日光あるけど日傘持っていったし、なんとかなるかと思ったんですけど……」
シャール「ならなかったんだ」
たちき「歩き始めて10分で両腕とも汗だくになり、半袖ワイシャツの袖と衿回りと、インナーとズボンの太ももあたりもびっしょりになって、これはアカンと引き返しました。せめて風がもう少し吹いてれば違ったのかもですけど」
シャール「洋服の問題もあるんじゃない? ノースリーブインナーに半袖ワイシャツじゃなくて、Tシャツ一枚で歩くとか」
たちき「そうですね。半袖とはいえワイシャツにする必要はなかったかな。アームカバーは悩んだ結果やめたんですけど」
シャール「日差しを避けるためとはいえ、腕にあそこまで汗をかくとアームカバーも良し悪しだよね。するならもう少し吸水性のいいやつにするとか」
たちき「夏物処分セールとかで探してみます」
シャール「あれだけ暑ければ濡れた服もすぐ乾くだろうから、とにかく吸水性の高いシャツにすべきじゃない? 夏場のハイキング」
たちき「ですね。そして汗をかく前提で、汗が垂れないように薄手の長袖ジャージみたいなのを着てくとか」
シャール「下もズボンじゃなくてハーフパンツみたいな風通しの……」
たちき「いやいや、何が刺さるか何に咬まれるかわからないから、登山は長ズボン必須ですよ」
シャール「そっか。じゃあスポーツやる人が穿くようなタイツみたいなストッキングみたいなやつは?」
たちき「サイクリングの人がよく穿いてるやつですね。ああいうのならありかもですけど持ってないので、前向きに検討します」
シャール「そもそもこの時期のアウトドアでタオル持たないのがダメでしょう」
たちき「ですね。そこは反省します」
シャール「あとはハイキングから話逸れるかもだけど、着替えを車に用意しておくとか」
たちき「ですね。着古しの、もう着ない予定の服とかを捨てずに車に積んでおいて、いざという時の予備にしておこうかと思います」
シャール「反省点の多い登山になったわね」
たちき「サイクリングと違って夜ハイキングはできないからね。涼しくなるまであきらめるか、曇っていてなおかつ雨が降らない日を待つか」
シャール「夕方四時くらいから二時間歩くなら、暗くなる前に帰れるんじゃない?」
たちき「夕方四時でもまだ暑そうですけどね。ちなみに今日は、21時現在で30度あります」
シャール「じゃあ朝一番、朝の六時から歩き出す」
たちき「その時間なら25度くらいですけど、問題は早起きして朝から歩くとかはちょっと……」
シャール「登山の基本は朝からでしょう」
たちき「そこまでガチ勢じゃないんで。登山エンジョイ勢なんで。まあ一応選択肢としては覚えておきます。夕方ハイキングと早朝ハイキング」