シャールとバーチャロン11

たちき「さて、オラタンからとある魔術のバーチャロンへと話題が飛んでしまいましたが、作品順に話を戻しましょう。オラタンの次はこちらの作品です!」
シャール「よっ、待ってました。バーチャロンフォース!」
たちき「フォースはね。長いことプレイしてましたけど、今思うとよくあれだけ頑張れたなって」
シャール「どういうこと?」
たちき「だって、2on2の四人用ゲームだよ。つまりぼっちお断りのリア充向けゲームだよ」
シャール「でも、楽しくフォースやってたんでしょ。てことはその頃のたちきはリア充だったと」
たちき「16歳のあの頃、若かったですね。友人と組んであちこちのゲーセンに通いましたが、永遠の中級者止まりの僕の実力では足を引っ張りまくりで、申し訳なかったです。使用キャラもフェイイェンだから、被弾したら痛いし」
シャール「待って待って。まずはフォースがどんなゲームか、軽くでいいから説明してよ」
たちき「えっと、初代バーチャロンオラタンことオラトリオ・タングラムも、バーチャロイドと呼ばれるロボットに乗って対戦するゲームなわけで、お互いHPが100あって相手の体力を0にするかタイムアップの時に体力が多いほうが勝ちというタイマンバトルなんですが、フォースはなんと、先ほど書いた通り2on2。つまりチーム戦です。片方がリーダー機となって、相手リーダー機を倒すか、タイムアップの場合は味方の合計HPが多いほうが勝ちになります」
シャール「二人でリーダー機を倒しに行くとか、リーダー機をいかに守るかが重要なのかな」
たちき「ステージによっては完全に分断されて、チーム戦なのにあっちとこっちで1on1が始まったりもします。そのほうがいい場合もあるし、タイマンが苦手な支援系機体は逃げ回りながらターゲットを切り替えてあちこち攻撃飛ばしたりとかも必要です。まあ重要なのは味方機や相手機体を理解することかな。それによって立ち回りが変わってきます」
シャール「それって全機体の性能を覚えるってこと?」
たちき「理想はそういうことです。あとは、お互いの声かけ。『敵がそっちいった!』『ファランクス!』『ジャンプ雷!』『メテオ』みたいな感じで」
シャール「最初の以外、なにを言ってるかわかんないんだけど」
たちき「フォースをプレイしてるとわかるんです」
シャール「でもさ、固定相方がいないと厳しいゲームなんじゃない? 一人で行ってもそういうのを知らない人とチーム組んだりは……」
たちき「だからさっきそう言ったじゃないですか。ゲームモードとして、一人でまったりプレイ、二人で協力プレイなんかも一応選べますけど、稼動当初はいわゆる強制対戦しかも2on2だったりしたから、基本的には二人で並ぶのが理想でしたね」