シャールと夏対策2

たちき「昨日の、ペットボトルを半分凍らせる方法、今日は応用編を紹介します」
シャール「応用編?」
たちき「応用編1、斜め置き」
シャール「どういうこと? 冷凍庫に入れる時に斜めに置くってこと?」
たちき「そうです」
シャール「なんで?」
たちき「普通に立てて置くより斜めに置いたほうが、凍ったあとに注ぎ足した時の液体固体の接地面積が広がるからです」
シャール「つまり、早く融けやすい?」
たちき「そうです。だから、逆に早く融けないようにしたい時は斜めに置かなくてもよいので、翌日飲みたい時が何時くらいかとかを考えながら調整してください」
シャール「液体だけ先に飲み終わっちゃうと、凍らせた部分がなかなか融けないんだよね」
たちき「あるあるですね。飲みたいのに飲めない。そんな時のための応用編2。二本凍らせて、量を調節」
シャール「夏場は500ペットを二本くらい飲むかもだけど、調節って?」
たちき「凍らせる量です。半分ではなく、片方は三分の一、片方は三分の二を凍らせます」
シャール「わかった。翌日は三分の一凍らせた方から飲めば、液体部分が多いからごくごく飲めるし、三分の二凍らせた方は午後になっても冷たいまま!」
たちき「そういうことです。まあ三分の一、三分の二と書きましたが、四分の一でも四分の三でも、凍らせる量はお好みで調節してください」
シャール「斜め置きと同じで、翌日どのくらいの時間にどのくらい飲むかだね」
たちき「さて応用編3は方向性を変えて、味の提案です」
シャール「味?」
たちき「簡単に言えばブレンドですね。僕がよくやるのは、前日のうちにソルティライチを半分凍らせておいて、翌朝アクエリアスを注ぎ足します」
シャール「どんな味になるの?」
たちき「おいしい味になります」
シャール「わかんないよ」
たちき「あとは、爽健美茶を凍らせておいて、翌朝午後の紅茶無糖を入れたり」
シャール「それ、合うの?」
たちき「見た目の色が似ているお茶系は、ぶっちゃけ何をブレンドしてもあまりハズレや失敗はないですよ。緑茶と紅茶みたいに、明らかに違う系統のお茶は試してませんけど」