シャールと百合

シャール「いきなりよくわからないテーマが始まったったんだけど」
たちき「百合といえば、女の子同士の……ですよ」
シャール「なんで濁したの」
たちき「はっきり言うのはちょっと照れるので」
シャール「昔からそういうのが好きだったの?」
たちき「いや、基本的には男女の恋愛が好きでしたよ。恋愛を主題にした作品はもちろん、ファンタジーものやバトル学園ものに恋愛要素があるタイプでも」
シャール「じゃあ百合推しになったのはいつ頃から?」
たちき「そう言われると…………ぱっとは思いつかないんですよね。何をもって百合と定義するかにもよりますけど」
シャール「A、いやB以上してる作品なら百合でいいんじゃない?」
たちき「何を言ってるかよくわかりませんけど、もっとこう精神的な関係というかプラトニックな関係でも百合ってあると思うんですよ」
シャール「それはただの友情とは違うの?」
たちき「どうなんですかね〜。見る側の視点にもよるかもですけど、その二人の気持ち次第なのかなとかは思います」
シャール「よくわかんないけど、たちきの持ってる本とかゲームで例えてよ」
たちき「いや実はそんなに百合っぽいのは持ってないかも」
シャール「たちきが百合って思ってないだけで、世間的にみたらそれは百合作品だよってこともあるじゃない」
たちき「なるほど。じゃあ百合かどうかはわからないですけど、手持ちの漫画で女の子がメインで出てくる作品をいくつか挙げてみます。『らき☆すた』『スロウスタート』『となりの吸血鬼さん』『ふたりべや』『ご注文はうさぎですか?』『ギャルとオタクはわかりあえない。』『ステラのまほう』『なでしこドレミソラ』『放課後アトリエといろ』『フレラジ☆』『そよ風テイクオフ』『疾風ういんどみる!』『きらりブックス迷走中』『ぱぺっとコール!』」
シャール「芳文社率高くない?」
たちき「気のせいです」
シャール「というか、女の子しか出ないから百合作品というわけじゃないよね」
たちき「そうですね。ヨット部とか人力飛行機とか人形劇とか同人ゲームとか、部活を題材にしたのはそれがテーマですよね」
シャール「この中で百合要素が強そうな作品は……直接AとかBとかの描写があるのって、どれ?」
たちき「酔った勢いとかを別にすれば『ふたりべや』くらいしかない、かな」
シャール「意外に少ないね」