シャールとボウリング11

シャール「そういえば今日までのボウリングトークで聞き忘れてたけど」
たちき「まだ何か話せそうなネタあったかな」
シャール「ボウリングを定期的にするなら、マイシューズとかは持ってなかったの?」
たちき「あ、約一週間前に少し触れて後回しにした話題ですね。じゃあ今日はその話をしましょう。結論から言うと持ってます」
シャール「いつ頃から?」
たちき「大学は卒業してたかな。学生時代も欲しかったけど、そこそこ高いしなかなかきっかけもなくて買えずじまいで。何日か前に、一時期週三でボウリングやってたって書いたけど、そのあたりで入手したはず」
シャール「どこで買ったの?」
たちき「いつもの、大学すぐ近くの行きつけのボウリング場です。セールで安くて色も白黒グレーでかっこよくてサイズもちょうどいいのがあったので即買いしました」
シャール「一緒にボウリングやってた友人達も?」
たちき「いや、その時は彼らは買わなかったかな。自分一人で投げる、いわゆる一人ボウリングがマイブームだった頃だし。だから仲間うちでのマイシューズゲットは一番乗りでした」
シャール「毎回300円とか350円は大きいよね」
たちき「貸し靴ロッカーにお金入れるんですよね。ちなみに僕は、学生時代は無料貸し靴券を使ったり貸し靴付き2ゲームパックを使ってばかりだったから、そういえば貸し靴ロッカーに小銭入れた経験ないかもです」
シャール「ではマイシューズの話題からマイボールの話も聞いていいですか?」
たちき「いいんですけど、マイボールどころかどの重さのボールを使ってたのか話しましたっけ」
シャール「聞いてないかも」
たちき「じゃあシャールに質問。僕はどの重さのボールを使ってたでしょう」
シャール「そうね……。たちきのことだから人と違うボールを使っていたはず。とは言っても重いボールを使うとは思えないから軽いボールだったんじゃない? 子供用のボールはさすがに指が入らないから、8とか9とか?」
たちき「……素晴らしい推理ですね。学生時代からずっと、軽くて投げやすい9ポンドを多用してました」
シャール「格ゲーなんかでも軽量級キャラを使うたちきらしいチョイスよね」
たちき「ほんとは重いボールのほうが物理エネルギーというか破壊力というか、ぶっちゃけピンアクションが派手になるからストライク出やすいんですけどね、多分。でも非力な僕としては、軽いボールでコントロール重視のボウラーを目指したかったのですよ」
シャール「マイボールも行きつけのボウリング場で入手したの?」
たちき「いや、確か友人がラウンドワンのスタンプ集めて一緒に数人分マイボール作れるキャンペーンがあるけど作る? みたいに誘ってもらってみんなで作った覚えが」
シャール「作ったボールの重さは? ハウスボールと同じ9ポンド?」
たちき「マイボール作る時は指穴の位置や大きさも自分用にできるし、ハウスボールより1つか2つ重くてもすぐに慣れるよ、みたいなアドバイスをもらって……」
シャール「で?」
たちき「……覚えてないんですよね。9を選んだか10にしたんだったか。ちなみに今、マイボールを引っ張りだしてきたけど重さが書いてなかったです」
シャール「自分のボールを覚えてないって。物忘れにも程があるでしょ。暇な時に、久しぶりにボウリング場いってハウスボールと重さ比べてみるとか。そうすれば重さわかるんじゃない?」
たちき「そこまではいいです」
シャール「ていうか体重計とかで重さ量ればいいんじゃ?」
たちき「体重計持ってないです」