あかね色に染まるシャール

シャール「はあ〜、まいたけちゃんはいいな〜。可愛いイラストがあって(ちらっ)」
たちき「どうしたの急に」
シャール「べつに。言葉の通りだけど(ちらっ)」
たちき「いや、ちらちらと僕を見られても、僕はイラストとか描けませんよ」
シャール「昔は描いてたんでしょ?」
たちき「16歳の頃に少し。でも描いたって言ってもTRPGの自キャライラストとか自作小説の簡単なキャラデザくらいで、マンガみたいな動きのある絵は描けないし、まいたけちゃんみたいな可愛いカラーイラストとかは全然描いたことないですよ」
シャール「わたしもイラストがあったらもっと人気出るかもしれないのに」
たちき「なんで人気を求めてるんですか。たくさんの人にちやほやされたいお年頃?」
シャール「そういうんじゃないけど。あ、たちきじゃなくて他の人に描いてもらえばいいのか」
たちき「費用がかかるからダメです。そもそもシャールの姿は僕にしか見えないんだから、誰かにお願いするの無理でしょ」
シャール「つまり、たちき以外には描けないわけでしょ。わたしのイラスト」
たちき「そう、なるのかしら」
シャール「じーー……」
たちき「いや、じっくり見られても無理なものは無理ですから」
シャール「……とりあえず今日は、あきらめるけどさ」
たちき「今日はって。ていうか今日のタイトルはいったいどういうことなんですか」
シャール「わかる人にはわかるでしょ、元ネタ」
たちき「一応わかるけど、どういう意味かなって」
シャール「特に意味はないけど」
たちき「ないんかい!」
シャール「それとも、たまには美少女ゲームについて熱く語る?」
たちき「いつかやりたいけど、PCゲームとコンシューマゲームをどう書こうか決めてなくて」
シャール「いつか美少女ゲームを作ってみたりとかは?」
たちき「いきなりでかい話になりましたね。さすがにそこまでの夢はないです。無理です」
シャール「もの書きとしてデビューしたり」
たちき「とりあえず同人作家のままでいいかな。気楽に」
シャール「えっちなゲームのシナリオを書いたり」
たちき「急に何を言い出すかと思えば。実体験がないから無理ですよ」
シャール「シナリオじゃなくてシーンだけでも」
たちき「だからそれが書けないってば。恥ずかしいし」
シャール「これだから魔法使いは……」
たちき「やっぱりコンシューマ移植がいいですよね。ヒロイン増えるし」
シャール「声優さんが変わっちゃう場合もあるけど?」
たちき「良し悪しですけど、できれば変えないで欲しい……ってさっきからなんの話ですか」
シャール「たまにはそんな雑談もいいかなって。たちきがしゃべりたそうだったから」
たちき「勝手に僕の心中を推測されても……」
シャール「今後も不定期に雑談やります」
たちき「ほどほどでいいんで」