シャールとまいたけちゃん8

シャール「わたしのかんがえるさいきょうのまいたけちゃんセリフ、添い寝ボイス百合バージョン!」
たちき「シャールさんの暴走が止まらないんですが……」
シャール「こちらです!」

まいたけちゃん「寝るときはブラしてないんだね。わたしもだよ。確かめて……みる?」

たちき「はいストップストップ」
シャール「なによ、止めないでよね。わたしはたちきみたいに300文字で制限かけないで好きなだけ書くんだから」
たちき「いやそれ以前の問題でさ、お触りはなしって言ったよね?」
シャール「女の子同士だから大丈夫だもん。これくらい普通でしょ」
たちき「どこの世界の普通なのかと」
シャール「百合業界」
たちき「そっちには詳しくないからわかりませんけど、とりあえずまいたけちゃんはお触りなしでお願いします」
シャール「わかったわよ。じゃあテイク2!」

まいたけちゃん「ちょ、ちょっと待ってよ。どこに頭乗せてるの。やわらかくて気持ちいいとか……わ、わたしの胸を枕にしないでよ〜」

たちき「ストップ! ていうかアウト!」
シャール「なによ。たちきの言うルール通り、まいたけちゃんからのお触りはしてないでしょ」
たちき「まいたけちゃんがお触りされてますけど!?」
シャール「そりゃ、あの双丘を枕にしたいのは全百合勢の夢でしょう」
たちき「シャールの欲望を全百合勢まで勝手に広げないでよ……」
シャール「文句ばっかり言うんだったらたちきが書いてみてよ。まいたけちゃんの健全な添い寝ボイス百合バージョン」
たちき「百合か〜。僕が書くと百合風味くらいの控えめな内容になっちゃいますけど」
シャール「それでいいわよ」
たちき「では、こんな感じでしょうか」

まいたけちゃん「わたしね、こんなふうに女の子と一つのお布団で寝るの初めてなんだけど……。あ、違うよ。男の人と寝たことがあるって意味じゃなくて、家族以外の人と初めてって意味なんだけど。ドキドキして眠れないかなって思ってたけど、なんか今ね、すごいリラックスできてる。安心できる香りがする。ね……手、繋いでいい? って言ってるうちに、ぎゅ。繋いじゃった。これ、男女でやったら恋人繋ぎっていうんだよね。女の子同士でもそういうのかな。
なんか、ずっと上向いたままおしゃべりしてるのも変な感じ。ね、体ごとこっち向いて。わたしもそっち向くから。でも暗くて顔は見えないか……。もうちょっと枕近づけていい? お互いの顔が見えるくらいまで」

たちき「きりのいいとこで300文字におさめました。どうですか」
シャール「悔しい」
たちき「なにが?」
シャール「たちきの考えたセリフに思ったよりどきどき興奮しちゃった自分が悔しい!」
たちき「興奮て。でもありがとうございます」
シャール「枕を近づけて顔を近づけて、このあとはもちろん甘い口づけが……」
たちき「だからお触りなしです」
シャール「触らないよ。唇が少し触れるだけだよ」
たちき「お触り以上にそれはアウトでしょ」
シャール「じゃ、明日は続きをお願いね」
たちき「気が向いたら考えます」


注:このブログに登場する『まいたけちゃん』は、ブログ作者の妄想です。実在する『まいたけちゃん』とは関係ありません。本物のまいたけちゃん(声優:石原舞さんのYouTubeチャンネル『まいたけCh』の看板娘)はこちら→まいたけCh - YouTube