シャールとRPG74

たちき「あとはヒューバートとマリク教官ですが、自分で操作したことがあんまりないので手短に」
シャール「主人公は別として、女の子キャラじゃないからその二人を使う気がおきなかったのですか?」
たちき「そんなことはないです。自分の操作キャラを振り返ると確かに女の子キャラ多めですが、過去作でも一応ほぼ全キャラ使いつつ、このキャラ使いづらい……みたいなキャラは使わなくなるだけです」
シャール「ということはヒューバートと教官は使いづらかったと」
たちき「そうです。まずヒューバートですが、アスベルやソフィと同じくCC2以降の技が4種類ずつある前衛タイプで、武器は双剣。A技は敵単体を攻撃するだけでなく、雷を発生させて複数の敵を攻撃したりもできます」
シャール「二つの剣の柄をくっつけて振り回すこともできるし秘奥義では弓のようにも使ってますよね」
たちき「しかもこの武器は双銃にもなり、B技では豊富な中距離の術を使えます」
シャール「ここまでの情報だと、めちゃくちゃたちき好みの戦闘スタイルだと思いますけど」
たちき「確かに。しかしそれ以上にマイナス要素が二つあります。一つは防御力に不安があり、紙装甲……とまでは言わないまでも、前衛タイプの割には打たれ弱いこと。回避のテクニックがとても必要になります」
シャール「手数で攻める紙装甲タイプも、たちきは好きでしたよね?」
たちき「格闘ゲームではそうですけど、RPGではそこまで好きではないかもです。さらにヒューバートの攻撃はとにかく隙が多くて、攻撃後にアラウンドステップなどをしないと非常に危険です。攻撃→ステップ→攻撃→(以下略)のように常に動いてないと、あっという間にたこ殴りにされます」
シャール「逆に言えば、攻撃をステップでキャンセルしていけば隙なく攻撃し続けることも可能ということですか?」
たちき「CCが続く限りはそうなりますが、ぶっちゃけヒューバートは上級者向けの操作キャラだと個人的に思います。頑張れば使いこなせなくもないですけど、そこに時間と手間をかけるなら僕はシェリアやパスカルを極めたいなと」
シャール「なるほど。ヒューバート使ってはみたけど難しかった、というのはわかりました。ちなみにヒューバートで他に印象に残っていることはありますか?」
たちき「『短すぎませんか』は、よく言った! と褒めたいです」
シャール「なんの話ですか」
たちき「あと、高橋美佳子さんのラジオに水島さんがゲストに来た時にちょうどヒューバートの話をしていたこともありましたね」
シャール「……ああ、なんの繋がりかと思ったら少年時代のCVは高橋さんでしたっけ」
たちき「男四人のパーティだと『回復が足りないな』『僕だけじゃ不満ですか』みたいな戦闘終了ボイスもあった気がします」
シャール「ヒューバートも回復魔法あるんでしたね、一応」