シャールとRPG40

たちき「アルトネリコを語るうえでまず語らなくてはいけないのは、ヒロインの歌についてでしょう」
シャール「そういえばおととい言ってましたね」
たちき「アルトネリコのヒロインは、レーヴァテイルという種族の女の子で、歌うことで魔法を使えます。その名も『詩魔法(うたまほう)』です」
シャール「レーヴァテイルといいのはなんですか?」
たちき「それを語ると長くなるのですが……種族といっても耳が長いとか肌が黒いとかそういう外見的特徴は特になくて、見た目は普通の人間と変わらない可愛い女の子です」
シャール「そうですか。種族というから特殊な存在なのかと思いました」
たちき「特殊という意味では、さっき紹介した詩魔法を使えるという点と……」
シャール「魔法を使うにあたってリスクとかがあったりはしないのでしょうか。私、気になります」
たちき「レーヴァテイルは寿命が短いというのがそれでしょうか。確か20歳くらいまでしか生きられない……とかそんな設定だった気がします」
シャール「それはちょっと、マイナス要素が強すぎませんか。詩魔法を使う使わないに関わらず、種族としての致命的な欠点では」
たちき「そんなレーヴァテイルのために延命剤というのがありまして、定期的に投与することで普通の人間並に生きられます」
シャール「それなら、まあ……」
たちき「レーヴァテイルの体にはインストールポイントという紋章があって、そこへ太くて固い延命剤をインストール……」
シャール「はい、ストップストップ。恥ずかしいセリフ禁止です。このブログは全年齢なのですけど」
たちき「昨日も言いましたけど、このゲームは健全なRPGですから。主人公がヒロインに優しく刺し込むだけですよ」
シャール「……たちき、わざとそういう言い方していませんか?」
たちき「いやほんとに。ゲームでも延命剤のシーンはそんな感じなんですよ。ちなみに延命剤投与は結構痛いらしく、身内以外の初めての異性からのインストールは、初体験みたいなものだという説明もあったような」
シャール「レーヴァテイルって女の子だけなんですよね。彼女達はなぜ主人公にそれをお願いしたのでしょう。他の女性キャラクターに頼めばいいのでは」
たちき「そんなこと言ったら物語が進まないじゃないですか。忘れてましたが、アルトネリコ1の主人公はライナー、ヒロインは二人いて、オリカとミシャといいます。終盤で三人目のヒロインもパーティー入りするのですが、またのちほど」