シャール「ドラクエ４で印象に残っているエピソードはあります？ というかゲーム未プレイということは、ゲームに関するあれこれは知らないのですか？」
たちき「えっと、リメイク版はともかく初代にはめいれいさせろがなかったとか、クリフトのザラキ連発とか、当時話題になっていたあたりはなんとなく知ってます。主人公の村が全滅して旅立つお話はこの頃から流行りはじめたのか、今思うと物語の始まりとしてはなかなかインパクトありますよね。天空の兜のデザインはかっこいいと思います。ジプシーで踊り子か占い師になるという設定はのちの創作の参考になりました。マーニャさんは結構過激な洋服だったのかなと思いますが」
シャール「性別や職業を選べたドラクエ３と違い、４では各キャラの役割やできることが決まっていたわけですけど、たちきがパーティー組むなら誰をメインに入れます？」
たちき「難しいですね。雑魚相手やボス相手で使い分けたいとこですが、一組決めろと言われたら……無難に主人公と女の子三人のパーティーでしょうか」
シャール「無難とは」
たちき「だって３で例えるなら女武闘家・女魔法使い・女僧侶ですよね。バランス取れてます」
シャール「単にハーレムを目指しただけでは？」
たちき「ならいっそ、主人公も女の子で。確か女勇者も選べましたよね？」
シャール「選べますけど、バランス重視ならアリーナの代わりにクリフトでは？ 回復もできて前線にも出られる神官戦士ですよ」
たちき「そのパーティーだとちょっと火力不足というか、ごり押しができないんじゃないですかね。ていうかドラクエ３でも思ったんですけど、戦士や武闘家にMPがないのはわかるとして、魔法に代わる必殺技みたいなのをなんで作らないんだろうと疑問でした」
シャール「それは後継作品で改善されてるのでしょうか」
たちき「ぶっちゃけ、ドラクエは５までしかやってないのでわかりませんが、例えば前衛職共通で、１ターン力を溜めて次のターンで３倍のダメージを与える技とか。例えば戦士なら居合抜きのように衝撃波を飛ばす技とか、武闘家なら気を使った遠距離攻撃とか」
シャール「なるほど。ドラクエ３の続編ともいえる漫画、ロトの紋章では戦士や武闘家キャラがそういうの使ってましたね。別のＲＰＧ、テイルズオブシリーズなどでは前衛にも必殺技が実装されてますし。あちらはMPではなくTPと呼ばれるものを使ってましたが」
たちき「ドラクエ３や４の前衛職は『たたかう』ボタンを押すだけのお仕事だったから、ちょっと物足りなさはありましたよね。まあわかりやすくて簡単といえばそうなのでしょうけど」
シャール「前衛職の必殺技として思いついたんですけど、複数の敵に複数回の攻撃ができる『みだれぎり』などどうでしょう(ドヤァ)」
たちき「……えっと、その話題は、後日話す別のＲＰＧの『みだれうち』の時にでも」
