シャールと二次創作15

シャール「二次創作のお仕事、誰かから依頼をもらって書けば、創作もできて報酬も手に入って一石二鳥では?」
たちき「何を言ってるんですか?」
シャール「せっかく二次創作書くなら、たくさんの人が読んでくれて売れる作品を書きたいという話では?」
たちき「いやいやいやいやいやいや」
シャール「否定が多いわ」
たちき「前も言いましたけど、いくらたくさんの人が読んでくれるとしても、自分の興味ない作品の二次創作は書きませんよ?」
シャール「わかってます。でも、需要という意味では必ずしも人気作でなくてもいいんです。とある方向性の作品なら、いつの時代も求められる……」
たちき「なんか妖しい方向性な気がしますけど、一応聞きましょう。何を書けと?」
シャール「ずばり、18き……」
たちき「アウトー! こ、このブログは全年齢なので、そそそそういうお話はしてはいけないのです」
シャール「年頃の男子中学生みたいな恥ずかしがりかたですね」
たちき「えっちなのはいけないと思います
シャール「また古いネタを」
たちき「というか仮にそれを書いたとして」
シャール「書けるんですか?」
たちき「書けませんけど。そうじゃなくて、どこから依頼とか報酬とかそんな話になるのかと。自分から売り込みに行くならまだしも。行かないけど」
シャール「でも、普通のイチャラブよりも絶対人気あるんだよね、18……」
たちき「無理だってば。書けないってば。そういうの読んだことも見たことも視聴したこともないし。一応僕、16歳の設定だからね?」
シャール「そういえばそんな設定もあったわね。でも何かの本で、18歳以下が読んだり売ったり買ったりするのはダメだけど、書いたり描いたりするのはセーフってあった気がするけど」
たちき「嘘ぉ。書くのも描くのもダメじゃない? ていうかそれって、なんの知識も体験もなく、妄想を書くってことでしょ。それってどうなの」
シャール「それもそうだけど、その初々しさがいいんじゃない? まるで初めての夜……」
たちき「だから何を言ってるんですか!? 今日のシャールおかしいよ。いつもはこういうお話、全力で回避するのに」
シャール「いつからわたしがエロネタを言わないと錯覚していた?」
たちき「そんなこと言って、明日になって『昨日の発言は全部取り消しっ!』なんて言い出すの、目に見えてるんだけど」