シャールと二次創作4

たちき「三國無双4の二次創作、第四巻『蜀』のお話なんですけど……」
シャール「昨日、曖昧に終わったけど、どういうこと?」
たちき「書いた覚えはあるし印刷して薄い本にした覚えもあるんだけど、実は、手元に一冊も残ってなくて」
シャール「売り切れ完売!? すごいじゃない。そんなに面白かったの? 内容気になる」
たちき「いやそれが、データが残ってなくて……」
シャール「……どういうこと?」
たちき「そのままの意味。パソコンの中の三國無双4フォルダに、第一巻と第二巻と第三巻のファイルしかなくて」
シャール「消えちゃった、もしくは消しちゃったってこと?」
たちき「なのかなあ。あと考えられるのは、書いたのは前のノートパソコンの時のはずだから、データ移行し忘れたとか」
シャール「それにしたってUSBメモリとかの外部メモリにバックアップくらい取ってないの?」
たちき「それが、三國無双の二次創作の第四巻だけないんですよ。後日語る予定の、書きかけの他作品の二次創作のファイルはあるのに」
シャール「……それ、ほんとに書いたの? 実は書いたっていう、たちきの妄想なんじゃない?」
たちき「まじでそんな気がしなくもないけど、でも書いた文章もそこそこ覚えてるんだよ。蜀だから、諸葛亮趙雲の中の人ネタをやったり、魏延が草を食べたり」
シャール「どんな内容よ」
たちき「メインストーリーが誰だったか覚えてないけど、多分星彩関平のお話にした………………はず」
シャール「だいぶ間があったわね」
たちき「だってほんとに覚えてないんです。むしろ自分が読みたい!」
シャール「わたしもちょっと読みたいけど……そうなると、買った人は難しくても、たちきが誰かに配ったなら、その人に返してもらうとか」
たちき「ほんとそれ、最終手段だけど実行したいかもです」
シャール「で、読みながら全部打ち込み直すと」
たちき「……うわー、めんどくさい作業ですね」