シャールと創作活動47

たちき「そんな感じで第三章の過去話を練っていたところで、さらに一つ問題が」
シャール「またですか? この際だから全部聞きますけど」
たちき「入学したばかりのフラット(男15)やビート(男15)が、いきなりシンフォニー(女19)とパートナーとかそういう話になるにはちょっと無理があったので……」
シャール「まさか、さらに登場人物、しかもメイン級を追加したんですか?」
たちき「はい。しかも舞闘家シフォニーと組むなら男の演奏&歌唱系キャラということで、シンフォニーと同じ19才の後衛キャラを追加しました。楽器はギター、舞具はヘッドセット」
シャール「この世界観て、男の歌唱者も女の舞闘家少ないんでしたよね?」
たちき「そうです。以前も少し触れましたが、男は舞闘家、女の子は歌唱か演奏が一般的です。でもそれを覆す異端のコンビだったわけです。その二人、特にシンフォニーに憧れたフラット、フラットに想いを寄せつつシンフォニーにも複雑な気持ちを抱く若かりし日のシャープ、面倒見のよいお兄さんタイプのコード、コードの弟ビート、そしてビートとシンフォニーの関係……」
シャール「一人増えただけで急に関係性が複雑になりましたね」
たちき「それが狙いです。しかしさらなる問題が」
シャール「……聞きましょう」
たちき「メインキャラが9人になってしまったので、最終的に男が一人あぶれてしまうんです。このままではハッピーエンドにならないキャラが出てしまうので……」
シャール「まさか、男女比のバランスをとるために今度は女の子を追加してメインキャラを10人にした、とかですか」
たちき「そうです。キィという前衛タイプの女の子で、リズムとメロディの同い年か妹分という、前向き一直線な天真爛漫系キャラで、クラブやフープという新体操っぽい舞器を扱い、踊りが得意だけど歌も練習中という、何事にも全力チャレンジの少女です」
シャール「あの〜、そろそろキャラが覚えきれなくなってきたので、登場人物紹介のページとか作ってまとめてくれませんか? 10人分の名前やキャラ設定は文字だけだとわかりづらいんですけど」
たちき「そうですね。では先日の世界観紹介みたいにキャラ紹介も書き出してみます。とは言っても、そのファイルは動かなくなった前のパソコンに入ってて、一応外部メモリにバックアップしてあったはずなんだけどそのUSBがどこにあるのか。なんか、わかりやすくキャラ設定をまとめておけるツールがあるといいんだけどね」
シャール「そんなたちきに朗報です!」
たちき「ど、どしたの急に。テンション上がってる?」
シャール「今たちきが言ったような悩みを解決する、とっておきのものを明日紹介します!」
たちき「そ、そうですか。急なノリについていけませんが、おまかせします」