シャールと格闘ゲーム14

シャール「使用キャラは……って聞く流れだけど、聞くまでもなさそう」
たちき「なんでですか?」
シャール「だって、絶対に『風』使いのこの女の子でしょ」
たちき「ななな、何を根拠に?」
シャール「風使いだし緑だし女の子だし、理由なんてそれで充分」
たちき「わかんないですよ? このゲームに限ってあえて風使いを外してる可能性も」
シャール「じゃあ誰を使ってたの?」
たちき「……風使いのウェンディーさんです」
シャール「ほらぁ」
たちき「まあ、前に書いた通り主役は(なるべく)使わない、パワーキャラよりはスピードと手数のキャラ、風、緑色、女の子、さらにいうなら声優が氷上恭子さんということで、第一印象からすでに持ちキャラでした」
シャール「じゃあなんでごまかそうとしたの」
たちき「それはさておき」
シャール「さらにごまかした」
たちき「実は少し悩んだんです、ウェンディーを使うの。なぜなら僕がサイキックフォース2012をやり始めた時、結構な人数がウェンディーを使っていて、ぶっちゃけ強キャラ扱いされてたし、だからこそ対策もされやすかったので」
シャール「でも結局マイキャラになったんだ?」
たちき「まあ、やっぱり風属性が好きなわたくしとしてはね。使うならウェンディーかなと」
シャール「使い勝手は?」
たちき「よかったです。というか、正直微妙な技も多くて封印安定で、使える技が主に二つなんです。僕に限っていえば主に一つだし」
シャール「それは微妙すぎない?」
たちき「まっすぐ飛ばない強ショットを筆頭に、使いどころが難しいミラージュステップ、相手のバリアに弾かれるだけで消えるシルフィード、隙の多いトライクレセントに、いつ使えばいいのかわからないアースゲイル」
シャール「じゃ何を使うの?」
たちき「一番はボルテックスストリームという竜巻技ですね。あと僕は使わないですけど、近距離のスラッシャーがウェンディー使いには必須です」
シャール「いくらなんでもそれだけじゃ闘えなくない?」
たちき「まあ他の技も少しは使うんですけど、ウェンディーの基本的攻撃スタイルは殴るか投げるかなんです。からの、バリアブレイクとか。とにかく近距離でガンガン攻めるキャラです」
シャール「使うの難しそうだね」
たちき「だからこそ、使いこなせば強くて強キャラと呼ばれてたんですよ」
シャール「たちきは使いこなせてたの?」
たちき「さっきも書いた通りスラッシャーを使わない派なんで、周りとは違うスタイルのウェンディーでしたね。まあ必要なのは読み合いと二択に勝てるかどうかなんで、そこそこは闘えてましたよ。竜巻を斜めに撃ち出したり吹き飛んだ相手にさらにバリアブレイクで追撃したり」