シャール「じゃ、あらためて。あすか120%でたちきが使っていた女の子は?」
たちき「……そこは、使っていたキャラは? でよくないですか? なんでわざわざ女の子と……」
シャール「何か言った?」
たちき「いえなんでも。使用キャラは、新体操部の久美ちゃんです。あと、日舞の奈々さん」
シャール「……なんていうか、たちきらしい選択ね」
たちき「どゆこと!?」
シャール「たちきの好みから逆算すると、テニス部・空手部・バレー部・ソフトボール部・プロレス部・番長の子たちは選ばなそう」
たちき「ま、まあ……」
シャール「おとなしい系が好きだものね。でも主人公の化学部の子も結構たちき好みじゃない? 選ばなかったの?」
たちき「友人の持ちキャラだったので」
シャール「なるほど。あとは生物部とチア部の……」
たちき「あ、チア部のめぐみは後ほど持ちキャラになりました。使っていて楽しいキャラでしたね。生物部のキャラも友人の持ちキャラでしたけど、カエルで闘うのはどうかと思って僕は使えませんでした」
シャール「仲良しのケロぴょんを攻撃に使うとか、確かにおかしいね。この子絶対そんなことしなそう」
たちき「でしょう。そこはゲームと思って割り切りつつ、ノベライズではさすがにケロぴょんで闘ったりはしてませんでした、案の定」
シャール「システム面で何か覚えてることは?」
たちき「当時、他の格ゲーではあまり見られなかった相殺があったことかな」
シャール「どういうこと?」
たちき「飛び道具なら相殺は普通なんだけど、例えばお互いパンチを出すとお互いダメージをくらうのが一般的だったんだよね。それがこのゲームだと、お互いダメージをくらわない」
シャール「ふーん」
たちき「ふーんて。まあ格ゲーに興味ないとそんな反応かもだけど。でもめぐみの乱舞系の超必殺技(名前忘れた)をお互いまったく同時に出すと、まるで鏡のような動作で踊るようにパンチとかアッパーとかしてて、あれも印象に残ってます」
シャール「……よくわからないけど、ダークネスイリュージョンみたいな感じ?」
たちき「その返しがよくわかんないよ! なぜモリガンで例えた……」
シャール「じゃああすか120%で印象に残ってる必殺技は?」
たちき「奈々さんの風月扇と、長刀で払うのがかっこいい超必殺技(名前忘れた)かな。さらにそこから追加コマンドもあるんだけど、いまだに謎なんだよねあの技。それより別の超必殺技を増やして欲しかった」
シャール「超必殺技は一人二つ……あ、なるほど。コマンド表を見比べると、初期や途中作はともかく最新作とかだと、これじゃこの子かわいそうかも」
たちき「でしょう。プレイしていてそこが納得いかなかったからよく覚えてる。見た目はかっこいいんだけどね、長刀」