シャールと動画5

シャール「なんでよ、勢いも大事でしょう、動画作成。ていうか創作活動」
たちき「いやいや、勢いだけじゃなくて一歩立ち止まることも必要なんです、創作活動」
シャール「どうして?」
たちき「勢いとノリで作ったものって、黒歴史になることもあるんだよ。ソースは僕」
シャール「たちきの書いた小説、別に黒歴史だとは思わないけど」
たちき「いや、小説じゃなくてラジオです」
シャール「ラジオ?」
たちき「そう、約十年くらい前にね、周りで自分のWebラジオを作るのがはやっていたからブームに乗ってみたんだけど……」
シャール「どうなったのよ」
たちき「勢いで作ったあのラジオ、今、聞き返すと……まさに黒歴史。痛い、痛すぎる!」
シャール「……あー、そういう過去を聞くと、動画制作は大丈夫だよ、とか言えなくなるけど。ちなみに今でも聞けるの? ネットにアップされてるの?」
たちき「ログインのパスワードを忘れて、消したいのにそのままアップされたままでしたが、幸い(?)なことに、Webラジオのサービスを提供していたとこがサービス終了したので、今はもう聞けません」
シャール「ちなみにそのラジオ、なんの目的で作ったの? ラジオの内容は?」
たちき「基本的にはこのブログと自分のサークルの宣伝をしつつ、ふつおたでメール読んだり面白コーナーを取り入れていろいろしたりって感じでした。ちなみにラジオタイトルは、フェザーフォレスト広報局」
シャール「このブログの名前、フェザーフォレスト通信局と揃えてるんだ。なかなかのセンスじゃない」
たちき「そうかなあ。適当に決めただけですよ」
シャール「私もそのラジオ聞きたいんだけど、まだデータは残ってるの?」
たちき「一応残ってるけど、封印です。もう誰かに聞かせることはないかと」
シャール「はっ、閃いた! そのラジオを動画にしてアップすればいいんじゃない!?」
たちき「いきなり何を言うかと思えば。ていうか誰にも聞かせないって言ってるのに」
シャール「え、動画をアップするのに音声だけじゃさみしい? それなら誰かにイラストを描いてもらうとか」
たちき「びっくりするほど僕の話聞いてないね!」
シャール「イラストじゃなくても、フェザーフォレスト広報局のロゴだけとか最悪風景写真でもいいと思うけど、どう思う?」
たちき「知りませんし、やりませんよ」
シャール「そのためにはまずどんな内容か聞いてみないと……」
たちき「だーかーらー、話聞いて〜(>_<)」