シャールとたちきの緑物語7

シャール「ここまでをまとめると、まずたちきは子供の頃に紫色を好きになりました」
たちき「です」
シャール「そのあと白を好きになって……」
たちき「正確には白と光属性ですね。初めて考えたファンタジー小説の主人公は、光使いの剣士でイメージカラーは白でした」
シャール「自分が主人公ってことなんだ」
たちき「ちなみにその作品には、風属性で緑色担当で弓使いの女の子が出てきます」
シャール「そのあたりを踏まえてからの、いよいよたちきが緑好きになった中学高校時代」
たちき「数年前のことですね」
シャール「……だいぶサバ読んだね」
たちき「なんのことかわかりませんが、わたくしは16歳という設定ですよ?」
シャール「設定て」
たちき「話を戻して、高校の頃考え始めた小説は、主人公が緑髪の風使いの少年でした。ちなみに他は、黄色の雷使い(男)、赤担当の炎使い(女)、青担当の水使い(女)など、主役四人で送る純ファンタジーです」
シャール「それ、私も少し聞いただけで読んだことないんだけど、同人誌にして書き上げてないの?」
たちき「……脳内プロットで止まってますね」
シャール「残念」
たちき「ちなみにシャールを召喚した、もといシャールが僕のとこにある日突然現れたのも、16歳の誕生日っていう設定で」
シャール「だから設定て!」
たちき「シャールの住まいである、緑色の宝石(エメラルドガーデン)も、そのあたりにできた設定で」
シャール「私の家の秘密がこんなとこで明らかに!」
たちき「てわけで、次回からは僕の持っている緑色グッズを紹介していきます」
シャール「この流れで!? もうツッコミきれないんだけど」