たちき「つまり、声優っていうお仕事について、なんだよね」
シャール「声のお仕事でしょ？」
たちき「昔はそうだったけど、いつからかアイドル声優みたいな括りで活動している方も増えてきて」
シャール「そうね。イベントはもちろん公開録音とか、顔出しのお仕事が増えてるわけよね」
たちき「それだけじゃなくて、ネット配信が増えてきた近年は、声優さんによるアニメ前夜特番とか生放送とかも増えてるわけで」
シャール「それが何か問題なの？」
たちき「問題というか……まあむしろアイドル声優になりたい、みたいに最初から思ってる人はいいけど、諸々の事情で人前には出たくない、声優なんだから声のお仕事だけしたいっていう人もいるわけで」
シャール「それは……イベントを断るとか」
たちき「それこそ難しいでしょ。でさ、ア○マスやラ○ライブなんかもそうだし、他のアニメでも言えることだけど、最近は声優さんが演じるキャラと同じパフォーマンスをするようなステージも増えてるわけで。キャラソンとかで、歌や踊りも」
シャール「……練習が大変そうよね」
たちき「それ、まさにそれが問題で。人気が出て他の作品にもたくさん出るようになると練習の時間をとるのが難しくなるし。難しいパフォーマンスで練習しすぎて足をケガをしてステージに立てなくなる、なんてことも某作品であったらしいし。声優人生どころか人生をかけて一つの役をそこまでやることがいいのか悪いのか。無理はしないでほしいですけど、頑張りすぎちゃう人もいるので」
シャール「なるほどね。だからオルタンシアは……」
たちき「今後に響かないといいんですけどね」
