シャールと麻雀6

シャール「そもそも麻雀を好きになったきっかけみたいなのは、何かあるんですか?」
たちき「いや〜、実は特にないかもです。昔からなんとなく興味があってやりたいって思ってたけど一人じゃできないし、とりあえず大学に入ったら麻雀やってる人いるかな教わろうかなって漠然と考えて、大学デビューですね」
シャール「そうなると、麻雀マンガとかの影響ではないと」
たちき「そうですね。でも『哲也』とかは全巻読んだかな。あと『咲』はアニメ化より先に読み始めてました」
シャール「どちらも、得意なプレイや上がり方、得意な能力などが出てきますが、たちきなら麻雀でどんな能力を使いたいですか?」
たちき「いやちょっと待ってよ。いきなり能力とかの話をしちゃうとぶっ飛んじゃうから、もう少しマイルドにどんな上がり方が好きか、くらいから話したいんだけど」
シャール「いいですよ。そう言うからには、得意な上がり方があるんですね?」
たちき「うーん、麻雀始めたばかりの頃は、とにかく鳴いてポンして『対々和』を作るので『トイトイのたちき』と呼ばれてました」
シャール「呼ばれてたんですか? 自称ではなく?」
たちき「……すみません、自称です」
シャール「なんで盛ったんですか。しかもトイトイのたちきって、ちょっと微妙な――」
たちき「そして次は、リーチした方が裏ドラめくれるから楽しくね? って気づいて、鳴かずに対子を集めて『七対子』ブームがきまして(続)」