シャールと始まらない物語・エピソード1反省会

シャール「さて、昨日の物語のダメ出しをしていくわよ」
たちき「ちょっと待ってよ。書きたいこと書いただけですよ。なぜダメ出し? ていうかタイトルの反省会ってどういう意味!?」
シャール「これはフィクションなのよね? 確かに言ってた通り始まらない物語だけど、後味があまりに悪すぎない?」
たちき「ねえ、それより僕の話聞いてる?」
シャール「なによ、人の書いた作品に感想言うのがダメだっていうの?」
たちき「感想ならともかく、おもいっきりダメ出しって言われたら聞きたくなくなりますけど」
シャール「だって、ほんとにあれで終わりなの? フィクションなのも続きがないのもあらかじめ書いてあったけど、さすがにこんな物語を毎回書くのは……どうなのよ」
たちき「いやまあ、ひとつ補足すると、今後の物語はともかく、昨日書いたのは実はフィクションじゃなくてノンフィクション、つまり実際に中学の時の出来事で、かなりそのまま書いてます」
シャール「は? てことはせっかく再会してフラグの立った転校先の女の子と、マジでなんも始まらなかったの?」
たちき「そうなりますね。こちらからは何もしなかったし、向こうからも何もなかったし。まあ転校前も五年間同じクラスだったとはいえ、ただのクラスメイトだったし。当時の僕には、六年間同じクラスだった好きな子がいたわけだし」
シャール「だからってせっかくの……はぁ、まあいいわ。たちきのそういうとこはわかってるから」
たちき「照れますね」
シャール「褒めてない。で、次回も何かしら書くのね?」
たちき「思いついたらですね。さすがにノンフィクションネタはそんなにたくさんないし。あと、もう少し一回の文字数を減らしたいです」