シャールと今後の方針5

たちき「ネバーエンディングストーリーってあるじゃない?」
シャール「終わりのない物語ってこと? それってただ完結してないだけじゃ」
たちき「いや、それとは違くて。終わらないんじゃなくて、始まらない物語を書いてみようかなって」
シャール「……日本語でもう一度言ってもらっていい?」
たちき「日本語だよ。終わらない物語じゃなくて、始まらない物語」
シャール「全然わかんない。起承転結の起だけ書くってこと?」
たちき「うーん、もう少し正確にいうなら起の前かな。個人的に起承転結よりプロローグとエピローグを足した序起承転結終っていうのを推してるんだけど、序だけ書こうかなって」
シャール「それってなんの意味があるのよ」
たちき「シャール、創作活動に意味とか求めちゃだめだよ。書きたいから書く、それ以外に理由が必要なの?」
シャール「たちきにしては珍しくまともなことを」
たちき「とりあえずまあ、明日から少し書いてみるから、読んでみてくださいな」
シャール「わかったわよ。いきなり否定するのもおかしいものね。まずは読んでから判断するわ」
たちき「最初は何を書こうかなあ。中学一年の時の某エピソードを元に書いてみようかな」