シャールと佰物語アナザー・遊具

シャール「懐かしいものをお題に選んだわね」
たちき「ふふん、でしょうでしょう、そうでしょう。ドヤァ」
シャール「いやそこまで褒めてはないけどね」
たちき「(´・ω・` )」
シャール「はいはい、いいからお題について語って語って。それともいきなり、好きな遊具は? とか聞いていいの?」
たちき「あ、ちょっと待って。順番に話します。まずこの遊具っていうのは、主に小学校の校庭にある、遊ぶための道具っていうか設備っていうのかな。登り棒とか連続タイヤとかジャングルジムとか」
シャール「鉄棒も?」
たちき「鉄棒はどっちかっていうと、遊具っていうよりは体育で使う……でも公園にある遊具っていったらジャングルジム滑り台鉄棒あたりが三強だから、鉄棒も遊具なのかな? まあどっちでもいいです」
シャール「で、たちきの好きな遊具は?」
たちき「そうそう、いいタイミング。ここでその質問ね。シンプルに登り棒は結構好きだったけど、小学校高学年の時に校庭の一部にアスレチックっぽい遊具を増設して、ターザンみたいなのも造って、あれにめっちゃはまってた」
シャール「結構危なくない?」
たちき「やっぱりそうだったみたいで、小学校卒業して数年後になくなっちゃった。でも最初はほんと面白くて、放課後とかみんな並んでたからね。順番待ちで。ちょっとしたアトラクションみたいだったよ」
シャール「かっこつけて振り子から飛び降りたり」
たちき「ぎくっ」
シャール「直進方向への揺れだけのターザンを、あえて横に揺らしてみたり」
たちき「それは人がいないときにしかやらなかった」
シャール「振り子を横へ振って飛び降りたり」
たちき「それの考案&初挑戦したのは僕です。初めての時はかなり怖かった。そしてあとから真似した下級生が何人か怪我をして」
シャール「はた迷惑な上級生ね」
たちき「反省はしてますが、難易度高い技だったから羨望の眼差しもあったんですよ。だから調子にのって技を披露して……」
シャール「その結果可愛い後輩が真似して失敗してケガしたわけでしょ?」
たちき「まあ……なんていうか、すみませんでした」