シャールと佰物語・五月病

シャール「五月病になったことある?」
たちき「ないとは思うけど、なった人の気持ちはわかるかも」
シャール「そもそも五月病ってなあに?」
たちき「僕の解釈だけど、四月から始まった新学期や新学年、新しい学校など新しい環境やクラスメイト達と約一ヶ月過ごして、四月末から五月頭の大型連休で学校生活からちょっと離れて、いざ連休後に学校に行こうとなった時になんとなく行きたくなくなったり憂鬱な気分になったりする感じ、かな」
シャール「ボケないで普通に説明したわね」
たちき「ボケ必要だった?」
シャール「てっきり面白おかしく説明してくれるのかなって期待してたのに。五月病、別名、サツキ・シンドロームとは、みたいな始まりで」
たちき「だって五月病って単語自体医学用語じゃなくて、なんとなくそういう時期のそういう症状の名前として呼ばれてるだけで」
シャール「だからこそ、新しい解釈が必要だったのよ! たちきによるたちきのための、新しい五月病の説明をもう一度!」
たちき「いや、どうしたの今日のシャール。なんかテンションもキャラもおかしくない?」
シャール「失礼ね。わたしはいつでも冷静よ」
たちき「そのセリフをいう人ってだいたい冷静じゃないよね。五月病みたいな、何か嫌なことでもあったなら相談に乗るけど」
シャール「実は、五月を二倍した十月病にかかって……ってなんでやねん!」
たちき「まさかのセルフツッコミ!? ほんとにどしたのさ。正気に返って!」