シャールと佰物語・転校生

たちき「転校生には何故か縁があって、転校してきた女の子が隣に来ること2回、斜め前に来ること1回」
シャール「フラグね! もちろんフラグ立てたんでしょ!」
たちき「最初の2回は小学校2年と3年の時で、人見知りな僕は泣いてました。実話」
シャール「なんでよ! ヘタレ! 根性なし!」
たちき「だから人見知りなうえに控えめで自分から女の子に話しかけたりできない子だったんですよ、小学校時代は」
シャール「にしても泣きたいのは転校生でしょうに」
たちき「あ、僕が泣いてたのは転校生が隣の席に来ると決まった時であって、転校生が来た日に泣いてたわけじゃないです」
シャール「どーでもいいわ、その情報」
たちき「ちなみにその二人は、めっちゃ可愛い子でした。フラグを立てておけば今頃は……(遠い目)」
シャール「もう小学校の話はいいわよ。じゃあ残りのもう1回は?」
たちき「中二か中三の時で、でも転校してきてすぐまた転校しちゃったからあんまり覚えてない。結構可愛い子だったような気がする。ちなみに転校元は母の出身中学校という縁があって……」
シャール「そこから話をふくらませて仲良くなれたのね? 短い期間でも」
たちき「いえ、結局そんな話もできないままでした。あの頃の僕にもう少し勇気があれば……(遠い目)」
シャール「もういいわ。たちきのヘタレっぷりはよーくわかったから」
たちき「余談ですけど、小三と小五の時に気になっていた女の子が転校していってしまってめっちゃ悲しかったのはいい思い出です……(遠い目)」