シャールと佰物語・推薦入試

シャール「推薦入試を受けようとは思わなかったの?」
たちき「昨日も書いたけど、高校も大学も、志望校はぎりぎりのとこだから。推薦とかもらえる学力ではなかったですね」
シャール「ランクを落として違う学校を選ぶっていう選択は?」
たちき「高校も大学も、家から近くて通いやすいとこだったし、あえて他を選ぶっていう選択肢がむしろなかったかな」
シャール「じゃあ、たちきじゃなくて周りで推薦入試の人はどんな感じだったの?」
たちき「昔と今じゃ推薦の形式が違うんだろうけど、ほんとに数人しか推薦されなかったんじゃない? 学力とか素行とか内申とかで」
シャール「自己推薦、ていうのもあるらしいけど」
たちき「僕達の頃はなかったはず」
シャール「推薦で受かると特待生になれるの?」
たちき「さあ、よくわかりません。縁のない受験形式だったし」
シャール「そっか」
たちき「面白い話ができなくて申し訳ないです」