シャールと佰物語・受験勉強

たちき「受験勉強ってことは、まずは高校受験のことから話そうかな」
シャール「真面目にやってた?」
たちき「結構真面目にやってましたよ。一応進学校狙いで、先生からは頑張らないと危ないって言われてたので」
シャール「具体的には?」
たちき「一つは塾で、前も書いたかもだけど理科を武器にするために理科の曜日だけは欠かさず通ったり。英語も頑張ったけど成果はありませんでした。あとは新研ゼミの教材はいろいろ役立ちましたね」
シャール「お友達とみんなで受験勉強みたいなシチュエーションは?」
たちき「なかったですね」
シャール「じゃあ大学受験は?」
たちき「それも真面目にやってました。早いうちに進路は決めてたから、早いうちから勉強始めてたし。でもやっぱり、頑張らないと危ないって言われてた」
シャール「どっちもぎりぎりの橋を渡ってたのね。ちなみにお友達と受験勉強みたいなシチュエー……」
たちき「なかったですね」
シャール「なんでよ。中学はともかく高校の時はそういう青春イベントがあるはずでしょ」
たちき「前にも言ったと思うけど男子校だから」
シャール「塾で知り合った他校の女子生徒と、一緒の大学行こうね、みたいな名目でお勉強誘えばいいじゃない」
たちき「リア充じゃあるまいし、そんなの無理でしょ」