シャールと佰物語・修学旅行

シャール「修学旅行はどこに行ったの?」
たちき「うちの地域は定番で、小学校は6年で鎌倉に一泊二日、中学校は3年で京都奈良に二泊三日です」
シャール「ほんとに定番ね。どっちが良かった?」
たちき「やっぱり京都っていいたいとこだけど、小学生だったし一泊二日だったし、今なら鎌倉もまた行ってみたいかなって。でも道が狭いし観光客で溢れてるのを見ると、もっとゆっくり観光したいなって思う」
シャール「昔も外国人観光客で溢れてたの?」
たちき「いや、そんな印象ないです。まったり寺巡りした覚えが」
シャール「どっちもお寺や神社たくさんだもんね」
たちき「鎌倉は武士の都、京都は公家の都、みたいな違いがあるわけで、中学校の修学旅行感想文にはそれについて書いた覚えがありますね」
シャール「班行動なんでしょ? 男女グループ?」
たちき「他のクラスはそういう分け方もあったらしいけど、うちのクラスは無難に男女別グループでした、残念」
シャール「それは残念ね」
たちき「しかもその、班が男女別だったのがちょっと残念、というのも感想文に書いたら、僕の感想文が学年便りに掲載されて学年全員に配られるという(笑)」
シャール「ちょ、まじなの?」
たちき「まじです。めちゃくちゃ恥ずかしかったですけど、それに触れてくる人はいなかったのは幸いでした」
シャール「その感想文読みたいわ」
たちき「正直、僕も読みたいですけど、中学校の時の学年便りが実家に残ってるかといえばさすがに難しいかと。多分藁半紙だし」