シャールと佰物語・ラブレター

シャール「ずばり、ラブレターをもらったことは?」
たちき「小一の時なら」
シャール「どんな子から?」
たちき「同じクラスの可愛い女の子からです。ちなみにそのあと、その子とは小学校6年間同じクラスになりました」
シャール「完璧なフラグじゃない! それが今日会ったあの子?」
たちき「会ってないですけど!? なんでそんな誤解されそうな嘘つくんですか」
シャール「いや、面白いし盛り上がるかなって。じゃあ逆にラブレターを誰かにあげたことは?」
たちき「ないです」
シャール「なんでよ。ラブレターの一つや二つ、書いてこそ青春でしょ」
たちき「だって、僕の字って、あんなですよ?」
シャール「…………そうね、悪かったわ」
たちき「でしょう? あの字で手紙書いて渡したらどう思われると思う?」
シャール「…………字の練習して書き直してきなさい、みたいな」
たちき「でしょう? だからこれからも、ラブレターを書くことは永遠にないのですよ(遠い目)」