シャールと佰物語・図書室

たちき「図書室はあんまり使った覚えがないかも。以前書いた、小学校の頃に理科や算数のマンガを読んでたくらい?」
シャール「もったいない。図書室っていえば、文学少女との出会いの場じゃない。たくさん通えば通うほど黒髪で清楚系な女の子に会える確率が増えるのに。それをしなかったから今のたちきは」
たちき「(遮って)うん、いろいろおかしいよね。文学少女とか普通いないよね。しかもなんで黒髪って決まってるの」
シャール「アニメやラノベだといるわよ? 黒髪黒ストの先輩キャラとか、おとなしめのリス系後輩とか」
たちき「現実にはそんな子なかなかいないし、仮にいたとしても仲良くなったりできないから」
シャール「声かければいいじゃない」
たちき「草食系にそんなことできるわけないでしょ。ていうか図書室は本を読む場所だから。出会いの場じゃないから」
シャール「普通に正論で返されたらつまらないじゃない。じゃああえていつもと変わった方向性の質問するけど、小中高大の中でもう一度行ってみたい図書室は?」
たちき「む、それはなかなかいい質問ですね。マジレスすると、大学の図書室はさりげなく入ればいつでも行ける気がする。小学校の図書室は、選挙の時に投票所になってるから大人になってから入ったことある。高校は男子校だったから省くとして、となると中学校の図書室とか気になるかな。何階にあるかも忘れてるけど」
シャール「そして貸出カードから始まる恋。いいわよね」
たちき「それもなかなかないと思うけど、まあ言いたいことはわかります。なんか図書室とは言わないけど、図書館とかに行きたくなってきました」
シャール「次の休み、行ってみる?」
たちき「ちょっと前向きに考えます。新しい本に出会えるかもだし」