シャールと佰物語・学級閉鎖

たちき「学級閉鎖って、学校のイベントや行事としてはトップクラスにテンションあがるよね」
シャール「言いたいことはわからなくもないけど、学級閉鎖をイベントや行事にカウントするのはどうなのよ」
たちき「だって平日なのに学校休んで遊び放題なんだよ。テンション上がるでしょ」
シャール「遊び放題って言っても好きに出かけられるわけじゃないでしょ? 出歩くのは原則禁止よね」
たちき「まあ学級閉鎖ってつまり、インフルエンザとかの拡大を防ぐのが目的だから、そういう時期に遊びに行ってウイルスを移されても困るしね」
シャール「でしょう?」
たちき「ていうか、自分は元気なのに学級閉鎖なら嬉しいけど、自分が体調崩して学級閉鎖だとただ風邪で寝込むだけだから、その場合は嬉しくもなんともないわけで」
シャール「ちなみにたちきは学級閉鎖とか学年閉鎖、学校閉鎖なんかは体験したことあるの?」
たちき「よく覚えてないけど、小学校の時に一回や二回くらいはあったと思う」
シャール「そういう時は家で待機よね。何してたの? 今みたいにゲームがたくさんある時代じゃなかったのよね」
たちき「午前中は教育テレビ、午後はマンガとか。あとは宿題があったんじゃない? 先生も子供を遊ばせすぎないようにしてただろうし。よく覚えてないけど」
シャール「ほんとに昔から真面目な子だったのね」
たちき「どやぁ」
シャール「それが今じゃ……」
たちき「ええ〜? 今でも真面目ですよ」