シャールと佰物語・出欠

たちき「出血って、妖しいというか痛い単語だよね」
シャール「こらこらこら、さすがにそれは間違いすぎでしょおかしいでしょ。しゅっけつ違いだから、出血じゃなくて出欠だから」
たちき「わかってますよ、冗談です」
シャール「それで、昔のたちきの出欠状況は?」
たちき「基本的には風邪以外で休んだことない無難な生徒でしたよ」
シャール「ネタになりそうなエピソードはないの?」
たちき「遅刻に関するネタエピソードが高校の時に一つあるけど、あれは出欠に絡むお話じゃないし」
シャール「気になるけどどうせ語らないんでしょう?」
たちき「今はね。それより出欠を取る時って、先生は生徒の名前っていうか名字を呼ぶじゃないですか」
シャール「普通はそうじゃない? まあクラスの雰囲気とかによってはニックネーム呼びもありえるでしょうけど」
たちき「例えばだけど、たまには下の名前で出欠呼ぶのもありかなとか思うんですけど、全国の先生方、どうでしょうか(提案)」
シャール「どうと言われても、ニックネーム呼び以上に難しいんじゃない?」
たちき「下の名前呼び捨てが難しいなら、下の名前プラス君付けやさん付けで」
シャール「そういう問題じゃないでしょ、多分」
たちき「やっぱりクラス全員の前で異性の生徒の下の名前を呼ぶのは難しいし恥ずかしいですかね、残念」
シャール「そういう問題でもないと思うけど。先生と生徒の関係性と校風次第じゃない?」
たちき「真面目か!」