シャールと佰物語・体育祭

シャール「小学校では運動会、中学校は体育大会、高校では体育祭って名前を変えるのはなんでなのかしら」
たちき「僕に聞かれても。ていうかうちの高校、体育祭ってあったっけ?」
シャール「私に聞かれても。ググればいいじゃない」
たちき「文化祭が隔年だった気がするから、体育祭も隔年だっけような気がして『高校名、体育祭、隔年』でググったけどわからなかった」
シャール「なんでよ」
たちき「覚えてるのは……玉入れとか」
シャール「なんで高校で玉入れなのよ。それ小学校の種目でしょ」
たちき「そんなことないよ。高校生のガチ真剣勝負種目だよ、玉入れ。熱い戦いかつ、頭脳戦も繰り広げられる……」
シャール「はいはい、わかったわかった。他は? 体育祭に関する面白エピソード。たちきの小説に活かせそうなやつ」
たちき「そんな振り方ある? ていうかそんなネタエピソードってそうそう落ちてないから。小説は妄想だから」
シャール「じゃあお約束の質問だけど、理想の体育祭は?」
たちき「高校が共学なら、好きな女の子が応援してくれたら頑張れるとか。ゴール前で『おにぃ、いっけー!』みたいに義理の妹が応援してくれるとか。転んで怪我をした女の子をお姫様抱っこで保健室へ運んでいくとか」
シャール「……それ、美少女ゲームによくある展開じゃない」
たちき「リアルでもそういうの体験してみたいじゃないですか。ねえ?」
シャール「誰に同意を求めてるの?」