シャールと佰物語・友達

シャール「お待ちかねの話題がきたけど、例のキメせりふを言ってもいいのよ?」
たちき「人間強度が下がるやつ? それは阿良々木君の専売特許だし、僕はさすがにそこまでは言わないけど。ていうか別にお待ちかねの話題じゃないし」
シャール「たちきって友達いるの?」
たちき「なんてどストライクな質問!? そりゃいるけど」
シャール「でも最近、休日に誰かと遊んだりとかしてなくない?」
たちき「ぐっ、痛いところを。それはまあ僕の休日がみんなと合わないからであって」
シャール「じゃあ質問を変えるけど、学生時代の友達事情は?」
たちき「保育園で転校ならぬ転園していて年長クラスに一年しかいなかったから、小学校に上がった時は周りに比べると友達が少なかったのかも。あと小学校の校区的に、同じ方向へ帰る人が少なかったから……」
シャール「友達がいなかったのね」
たちき「少なかったの! いないとは言ってないでしょ。でも数多く友達を作るよりは、数少なくても心許せる友達を作る派かな。小中高とそんな感じで」
シャール「友達は少なかったと」
たちき「まあね。小中の友人で今連絡取ってる人はいないし。高校の友達は、今でも何人か繋がりがあるけど。その延長で大学の友達が増えたり」
シャール「ちなみにそれは女友達含む?」
たちき「含みません。連絡を取ってる同い年の女友達は、そういえばいないかなあ。……あの子は今、どうしてるのかなあ(遠い目)。はあ(ため息)」