シャールと佰物語・私服

たちき「中学と高校は制服だけど、休日も部活があれば体操服だからあんまり私服を着た覚えがないんだよね」
シャール「小学校は毎日私服でしょ」
たちき「でも小学校の頃は親が選んだ服を着てたわけで。自分で選んだことなんかなかったし」
シャール「中学や高校の時は?」
たちき「親が買ってくれた服を着てたかな。自分で選んだり買いに行ったりなんてしなかったし」
シャール「え、まじ? 中学はともかく高校も? 10代後半としてそれはどうなのよ」
たちき「いやもっといえば大学の時も自分で服を選んだ覚えがほとんどないし」
シャール「あ〜、おしゃれに無頓着なのは昔からだったのね」
たちき「私服とか、何着かを着回し、みたいなのがデフォですからね。昔も今も。だから学生時代の制服の延長ともいえる、スーツ姿や制服のあるお仕事は便利だなって思いますよ。毎日着る服に悩まなくていいわけで」
シャール「男子はスーツで女子は私服でっていう職場もあるじゃない」
たちき「あれは、女の子大変だなって思う。何着持ってるんだろってくらい毎日違う服着てる人見てると、結構楽しいしお勉強になります」
シャール「人によって個性出るからね、お洋服は」
たちき「僕は特にこだわりないっす。ちゃんと洗濯して、穴が空いたら処分して、とかかなあ」
シャール「それは最低ラインだと思う。もうちょっとなんとかしなさいよ」
たちき「気が向いたらね」