シャールと季節・冬の巻

たちき「冬は北、色は玄(くろ)、霊獣は玄武で五行は『水』です」
シャール「やっぱりそこから始めるのね」
たちき「よくファンタジー作品で、玄武が土の神獣のような扱いが多いですが、玄武が司るのは『水』ですから!」
シャール「その話題掘り下げるの!?」
たちき「玄武というのは、亀と蛇が……」
シャール「ストップストップ! それ以上はいいから、冬について語りなさいよ!」
たちき「冬は、春の次に好きかもです。なんといっても雪の季節ですからね」
シャール「寒さは?」
たちき「厚着すればいいし、コートでオシャレもできますし」
シャール「……たちきが、オシャレ?」
たちき「うん、ちょっと見栄はりました、ごめんなさい。でもここ数年はほんとに冬コートも某防寒具も使うのが楽しみなんですよ」
シャール「そんなに好きなら、北国へ行ったら? 雪、見放題よ」
たちき「いや、雪は年に数回降ったり積もったりするくらいでいいんですよ。雪国暮らしはちょっと遠慮したいです」