シャールと創作活動34

シャール「文体と具体的な内容は?」
たちき「三人称視点もありますが、神流、こだま、理紗のそれぞれの視点から語られる一人称もあり、章の途中で変わっていきます」
シャール「珍しいですね。基本的に三人称か、主人公視点メイン多めなのがたちきクオリティだと思ってましたが。全員の一人称とは」
たちき「そんなことないですよ? というよりこの頃からそういう書き方が増えたかもです。しいて言えば三人全員が主人公だから主人公視点といえなくもないですけど」
シャール「女子高生のモノローグや一人称を書く作家……」
たちき「そこはまあ想像……いや妄想で」
シャール「妄想って」
たちき「内容は、高校二年になった初日に三人が知り合うとこからスタートして、身体測定があったり部活紹介があったり学校の裏にある川で黄昏れたり、そんな感じの女子高生の日常ですね。作中の日付的には四月中旬」
シャール「宗教要素は入れないんですか? 元にしたあの学校って」
たちき「そうなんです。プロテスタントとかそのあたりも書きたいんですが、なにぶんわたくしの知識不足で」
シャール「あの学校出身のお友達とかいないのですか?」
たちき「一応いますけど、今はどこで何をしてるのか。元気にしてるといいんですけど」