シャールと創作活動21

シャール「いえ、無理に掘り下げないで次の作品の紹介でも……」
たちき「この作品はタイトルが仮決定していて、一応『ドラゴンズプリースト』という、竜と神官をテーマにした内容で、神官達は竜の力が宿った宝珠に力を与えて天上楽園を、果ては世界を維持するという役割がありまして」
シャール「そうなんですか」
たちき「実は主人公は偶然巻きこまれたのではなく、実は叔父さんが前任の光神官だったが今は行方不明という設定もありまして」
シャール「そうなんですか」
たちき「メインヒロインは、最初に出会うお姫様で、あとは地神官が強気系お姉さん、火神官が気さくな先輩、水神官が世話焼きな後輩となってまして」
シャール「風神官は?」
たちき「やわらかなお兄さん系で、主人公の相談相手ポジションでして」
シャール「そうなんですね」
たちき「5人目のヒロインは特殊で、主人公が来たあとに王家に仕えることになった新米メイドで、ある意味僕のイチ押しキャラです。主人公を様付けで呼んだりしつつ、主人公もちょっといたずら心がくすぐられてしまう、見た目清楚控えめ系なギャップ萌えキャラです」
シャール「そうなんですか」
たちき「あとはメインヒロインのお姉様である第一王女や妹姫の第三王女、お茶目無表情系なメイド長とか、サブヒロインも揃ってます」
シャール「そうなんですか」
たちき「最初のプレイは必ずお姫様ルートになって、クリア後に四人のルートが解放されて、四人全員クリア後にグランドルートが始まります」
シャール「それはもう小説ではなくてゲームですよね」
たちき「順番に、計6冊出せばいいんですよ」
シャール「出せるんですか」
たちき「そんな感じで、高校時代に考えた作品が大人になってから内容めっちゃ変わったものの一つですね」
シャール「18禁シーンとか書けるんですか?」
たちき「いえ、結局書けないまま止まってるんで、書いたことないです」