シャールと創作活動7

たちき「あとの二人は、一人が雷使いの青年で大商人の息子で関西弁、もう一人は火使いのおてんばお姫様です。一応ラブラブな設定だったような……のはずです」
シャール「ということは四人旅といいつつも二組で行動することも多かったりするの?」
たちき「そのあたりまでは決めてなかったですね。ただ、作品のテーマというか、一話のタイトル『伝説の風水術』というのが一応伏線になってます」
シャール「風使いの主人公と水使いのヒロインで、テーマが風水術ということは……伏線も何もないのでは」
たちき「ばらさないで! 今はまだそこは謎のままにしたいんですけど」
シャール「まあいいでしょう。で、四人旅を続けて最終的に世界を救うお話になるのかしら」
たちき「…………ぴゅーひゅるー(顔をそらしつつ)」
シャール「図星かしらね」
たちき「いえ、実は違います。救うどころか……」
シャール「滅ぼすんですか?」
たちき「いやいやそんな、まさかまさか」
シャール「……わかりました、そこは聞かないでおきます。あとは、昨日言っていた『一番思い入れがあるシリーズ』のあたりを掘り下げていきましょうか」