シャールとアニメ

シャール「今日はアニメの話をするわよ」
たちき「なぜそれをわざわざ宣言したのか」
シャール「わかった、言い直すは。今日からしばらくはアニメの話をするわよ」
たちき「今日だけじゃないんだ……いいけどさ。急にどうしたの?」
シャール「久しぶりに懐かしのアニメを見て、熱いシーンに感動したわ。声優さんの熱演、超ど級なシナリオ、クリスマスの神挿入歌、五人の恋愛模様……青春ていいわね」
たちき「あー、なんとなくなんの作品かわかったけど一応聞こうか。なんのアニメの話?」
シャール「とらドラ!っていう、約十年くらい前の作品よ」
たちき「ありましたね、懐かしい。一応リアルタイムで見てた……はず。よく覚えてないけど」
シャール「なんで覚えてないのよ! 語り合えないじゃない!」
たちき「いやアニメの展開をよく覚えてないだけで、原作のほうがインパクトあったかなって。初読の時とか特に。でも歌とかは確かにアニメならではのいいアレンジだったよね」
シャール「ちなみにたちきは誰派? たいがとみのりとあみ」
たちき「え〜、そう聞かれても。ちょっと選べないかな」
シャール「優柔不断ね。じゃあ質問変えると、誰とのアフターストーリーが見たい?」
たちき「それなら……亜美かな。デレたらかなり破壊力ありそう」
シャール「うんうん、わかってるじゃない。素直になれない女の子は見ていてもどかしいけど、ぴったりハマった時の『それだよそれ!』っていう展開がいいのよね」
たちき「まあ原作もアニメも亜美ルートじゃないわけだけど」
シャール「ゲームがあるんだっけ。やったことあるの?」
たちき「やってないし持ってないです」
シャール「じゃあしかたないから、今度私も原作読み返してみようかしら」
たちき「お付き合いしますよ」